40 Years of the G-Mark

Gマークコレクション展

過去40年間のGマーク選定商品の中から、特に選出したもの500点を時間軸に沿って見せる展覧会。東京・名古屋・大阪を巡回した。
2つのホールと1つの商業フロアという環境の異なる3会場で、現場での造作を無くし、短時間で設営できるということが設計の条件だった。

このシステムの骨格は、目線の高さに棚を持つ軽量な片面フラッシュのパーティションパネルで、この連続が会場の動線をつくり出す。
木地色のまま連続する壁面は、時間軸を優先したために、大きさ、色、カテゴリーの異なる展示品が種々雑多に並ぶ会場に統一感をもたらした。
ゾーン毎の壁面に控えめに印刷された写真は、見学者がその時代の記憶を呼び起こす際の手助けをする。