外科手術の際、術者の手元に影を作らず照射する照明器具。
球から切り出した大きな角丸の四角形、その側面に現れる波打つ稜線を生かして医療機器の緊張を和らげるフォルムをデザインした。
cellと名付けたこの手術灯は、従来主灯、副灯の組み合わせだったものを同一サイズにし、2灯のコンビネーションで広い角度から術部を照らすというコンセプト。新設計の高輝度LED光源ユニットにより小型ながら高い無影性を実現した。
下向きのサイドハンドルは小柄な日本人の体格に合わせたデザインである。